現在の日本では
モノもサービスも充実しています、手に入らないものがありません。
消費者は、これ以上何が欲しいかも分からなくなっています。
推し活に大金を投じる人が多いのも、お金を使える場所が他にない(これ以上何を欲しいのかがわからない)からこそだと思います。
だから、そう簡単にモノが売れないし、サービスも受けてもらえません。
企業は「顧客満足度を高めよう」「顧客第一主義」という考え方を高めて、過剰とも思えるほどサービス意識を高めてきました。
諸外国に比べ、日本のサービスレベルは非常に高い評価を受けています。
でも、そのような顧客第一主義すら、もう当たり前になってしまっています。
そして、日本人は「感じが悪くなければそれでいい」と過剰なサービスを求めなくなっています、例えばタクシーの運転手さんがドアを開けてくれるサービスも
「別にやってくれなくてもいい」という声が増えています。
どこも企業努力をめいいっぱいしているので、
モノでもサービスでも、顧客第一主義でも、差別化は難しくなりました。
モノやサービスが良いのは当たり前
顧客対応が良いのは当たり前
そんな業界で差別化をするのが【人柄】です。
顧客対応は丁寧だけど、人柄はいまいち伝わらない人と
どこか人間らしく、人柄が伝わってくる人なら
人柄の伝わる人からサービスを受けたいと思ってくれる人が増えています。
要するに「友達になったら楽しそうな人」である必要があるんです。
だから、マナー研修だけではなく
スタッフの「心」「マインド」の研修で人柄を良い形で出せるチームを作る必要があるんです。
チームの関係性が良いと、みんなが安心感を持ちます。
そうすると、お客様も安心感を無意識レベルで感じます。
そんな場所に、人が集まります。